こんばんは。モロです(/・ω・)/
今日も外に出られました。結構うるさいショッピングセンターに行きましたが耐えれたので、もっと負荷を増やしていこうと思います。今週の木に主治医と診察があります。金曜には産業医面談があります。そこに向けていうことや現状のまとめをやっていこうと思います。
話を戻しまして、本日はHSPの人多すぎない?という話です。
別にそういう人を批判する記事ではありません。
そういう人と接する可能性が高くなっているので、本当に苦しんでいる方は注意しましょうという話です。
①HSPさんの特徴と判別方法
まずHSPさんによくみられる特徴を見ていきましょう。
・刺激に敏感に反応する
・直観力があり、ひらめきが強い
・慎重で、自分のペースで行動することを好む
・物事を深く考え、内的生活を大事にする
・周りの人の影響を受けやすい
・ほかの人よりも、疲れやすい
このような特徴を持っています。これだけでは、程度がわかりませんね。提唱したアーロン博士はHSPの根底にある4つの性質を示しています。これをすべて持っていないとHSPとは言いません。一つでも違うものがある場合は、違う何かである可能性が高いです。
・D:深く処理する
⇒情報をより多量に処理する脳が、常に活発に働いているため、物事をじっくりと考えます。じっくり考えるため、即決が苦手です。また、周りの気持ちを読むことが得意です。仕事などで、他人の気付かないミスに気づきやすいです。
・O:過剰に刺激を受けやすい
⇒様々なしげきを人より受け、反応しやすいです。それが過負荷となりストレスを感じやすいです。ちょっとの外出で疲れやすいです。また、過剰な刺激を避けたがるので、人前での発表などの目立つことが苦手です。人から見られながらだと実力が発揮できない点もあります。
・E:感情反応が強く、共感力が高い
⇒他人の気持ちに深く共感出来ます。相手の表情やしぐさの一つ一つを深く感じることを自然にできます。他人がつらい思いをしていると、自分もつらくなります。涙もろいです。目の前の人が何をしてほしいかを、言われずとも感じ取ることができます。
・S:ささいな刺激を察知する
⇒ほかの人は気づかない些細な刺激やその変化によく気付きます。音、光、匂いなどの外乱はもちろん、痛みや汗などの、体で起きる変化にも敏感です。自分の周りで起きていること、起きた変化にすぐに気付きます。危険察知しやすいです。薬が効きすぎます。
というものです。
HSPさんにとっては常識ですね。
この4つの性質とうまく付き合いながら、またどうすればいいのかを探求していると思います。僕もそうです。日々、ネットで情報を集めたり、本屋で新しい本が出ていないかなどをチェックしています。
HSPというものは日本に入ってきて話題になって日が浅いです。僕も見だしたのは2年前くらいだったと思います。
そこから本はドッと出ました。メディアも取り上げました。
しかし、僕らのように本当に困って生きてきた人間にはありがたいことですが、それを見ていいところだけを取って自称する方が増えました。
しかしこれは仕方ありません。なんでもそうだからです。テレビを見て、それを自分のことのように思いこむ層はいくらでもいます。またこれは「バーナム効果」のせいでもあります。
②自称HSPさんの増加
上で紹介した「バーナム効果」とは、血液型占いや星座占いなど個人の性格を診断するようなもので、誰にでも当てはまるようなあいまいな性格を表す記述を見たときに、それを自分のことだと思い込むという心理学の現象です。
例えば、血液型診断で言いますが、A型は几帳面、O型はおおざっば、B型は自己中心的、AB型は気分屋など、その人がそうかも?と思うようなことを書き、これは血液型性格診断です。として紹介されると自分に当てはまっているものが多いので信じてしまう。ということですね。
HSPの自己診断はとても曖昧です。
http://hspjk.life.coocan.jp/selftest-hsp.html
ここに診断があるので興味のある方はやってみてください。
日本人には当てはまるものが多いと思います。
実際はこの診断をやっておらず、そこら辺の心理学者でもない人が適当にまとめた診断をやって、「私はHSPだ!」と言っている人も多いと思います。
とはいうものの僕も別にHSPの診察を受けに行ったことはないので自称HSPに含まれるかもしれません。僕がHSPであると思った理由は以下の通りです。
・数冊本を読んでみて、本に書いてあるものが自分のことのように書かれていた
⇒正直「バーナム効果」なのかもしれません。上の診断をすると27個中26個当てはまりました。しかしこれは所詮自分がどう感じたかにすぎません。周りから見るとそうではない。と言われる可能性が高いです。僕はカフェインはあまり効きません。それだけチェックが付きませんでした。
・同じような症状の発達障害の診断を受け、違うと医師から診断を受けた
⇒僕は発達障害の診断を受けたことがあります。それは、リワークという復職支援プログラムに参加中に発達障害について紹介があり、そこで簡単なセルフテストを受けどれにも該当せず。その後主治医にセルフテストの結果と発達障害についてHSPについて話したところ、発達障害ではありません。と言われたからです。また、MRIも受けたことがありますが、きれいな脳みそだと医者に言われました。
この二点からHSPであるのではないかと思うようになりました。実際はわかりません。心理学の話なので診断がつくものではないからです。
ただ、HSPの音や光、匂い、肌に触れるもの、食べるもので困っていることや、その場で意見を求められたときにこたえられないこと。周りの人の気持ちに凄く作用され、その人を助けたいと思ってしまい行動してしまうこと。ちょっとのことで疲れてしまうこと。など様々な症状で困っていて、HSPじゃないとこれは説明できない。ということでHSPと思われるという風にしています。
そんな中でSNSの発達やメディアでのHSP(繊細さん)の情報展開が目まぐるしく続いたため、テレビを見る人の多くがそうではないか?と感じるようになったというものがあると思われます。しかし、僕にはその人たちはHSPなのかと疑問が残ります。
・自分はHSPで繊細なのだから大切に扱ってほしいという人
⇒本当のHSPはそんなことを言うのだろうか?HSPという特性には他人からどう見られているかを気にする人がかなり多いです。僕もそうです。嫌われないように行動します。ましてやHSPだから大切にしろ!なんて言えません。本当にです。どちらかというと周りが気持ちよく過ごせるように心がけるのではないかと思います。なので、こういうことを言う人はHSPではないのではないのかと。繊細なんて言うのなら、そんなことを図太さは持っているはずがありません。
・自分はHSPだと知人に言いふらす人
⇒これも上と被りますが、HSPということを家族や親友以外には普通言いふらしません。僕はHSPという情報を周りの方に知ってほしいかったこと、たぶんこの人もHSPだろうという人向けにブログを書こうと思い、HSPだと思います。という形でやっています。
HSPだと周りに伝え、その特性をもし全部伝えてしまうと「相手はどう思うのか」ということを先に考えてしまうため、自分はHSPだ!なんて面と向かって言えるわけないのです。人から嫌われないようにしているのに、わざわざ嫌われに行くようなことは出来ないということです。
・HSPだといったのにひどく扱われたと相手を攻撃する人
⇒この人は確実な話HSPではないでしょう。HSPさんは他人との関りを一番大切にします。相手が苦しそうなら助けます。常にその場の雰囲気を居心地よくするために動きます。そのため、攻撃する人はHSPではありません。こういう人は世の中に多いです。しかしHSPも人なので、堪忍袋の緒が切れるとどうなるかはわかりません。僕も本当に嫌っている人はいますが、それでもたまに元気だろうか?と考えてしまうんです。HSPはお人よしが多いです。人生損することも多いですけど。
・発達障害と併用していると言いふらす人
⇒これは僕にはどうなのかは本当にわかりません。HSPの症状はASD(アスペルガー)とよく似ていると言われています。しかし、ASDさんとの大きな違いは空気が読めるか、相手の表情を見てどう思っているのかを判断できるのかということにあります。HSPは空気を読むために生きているといっても過言ではありません。そこで大きく違うのに、私はASDでHSPです!って僕には少しむずかしいなぁと思いました。本当に難しいです。ADHDも同じです。決して、発達障害の方を批判しているわけではありません。本当にあり得るのか?と疑問を持っているだけです。責任感が強く、人にやさしく尽くし、空気を読み、いろいろなものに感動する発達障害の方も多いです。HSPと発達障害の違いについては以下に書いてあるので読んでくださるとうれしいです。
③HSPは免罪符ではありません。
HSPという言葉を使い、自分に優しくしてほしいと考えている人はSNS上にたくさんいます。その人たちは、本当のHSPさんにとってはとても厄介です。
それは、HSPという言葉だけが独り歩きするからです。
例えば、繊細だからやさしくしろ!っていう人が自分はHSPだと言っていたとします。そうするとこのめんどくさい人=HSP。HSP=めんどくさい。となってしまいます。
このように、世の中にはすでにHSP=めんどくさいというレッテルが張られています。google検索をしてもHSPと調べると”自称”やら、”めんどくさい”やら”誰にでも当てはまる”、”うざい”などサジェストで出てきます。もう世の中の人はHSP=めんどくさい人と考えるという風になっていっているのでしょう。
繊細ヤクザなんて言葉も出てきました。。。
これは、本当に苦しんでいる人には大問題です。
ですが、仕方ありません。今更どうすることも出来ないのが現状です。
自称HSPの人のせいで本当のHSPは迷惑しているということを認識してほしいところですが、こういう話はそういう人の目には絶対に止まりません。
また、HSP=めんどくさい人と考えるようになってしまった人もHSPについて調べることはなく。「あぁ、あのめんどくさいやつね」となってしまっています。
果てしなく迷惑な話ですね。本当に。
本当に苦しんでいる人は今後どうすればいいのでしょうか?
④本当のHSPさんのこれからについて
ここまでネット上でHSP=めんどくさいという風になってしまったので、家族や友達などに説明するときにも慎重になることが重要です。自分の信用できる本などを持参し、こういうのすべてが当てはまる人のことをさします。私は別にあなたたちに何かしてほしいわけではないことを伝えることが重要かと思います。ですが、それでパニック発作などを起こす場合には、それもきちんと伝えておきましょう。パニック症状や広場恐怖症、うつ病などは病気です。
HSPの気質とは違います。それでも、それに対して偏見を持っている人もいるので、話す人は選ぶことが重要です。
HSPにできることは、自分のことを理解する、勉強すること。話したいのなら理解してくれる人だけを選ぶこと。など自己防衛が必要です。
HSPというものは気質なので治りません。自分がどういう特性なのかをきちんと理解して、自己防衛する。これが重要になります。
⑤まとめ
今回のまとめです。
・自称HSPが増えてきている
・自称HSPのせいで「HSP=めんどくさい人」とネット上ではなっている
・できることはHSPに対する理解と勉強
・自己防衛をしっかりとする
となります。
悲しい話ではありますが、世間一般的にはHSPはめんどくさい人とされているようです。
しかし、私たちは生きていかなくてはいけません。
変な情報に惑わされることなく、自分に必要な情報をもって生きていきましょう。生きやすくすることを目標に。本当のHSPさんが苦しまなくてもよくなるように自分が動きましょう。
僕が日常生活で気を付けていることを以下の記事に書いてますので、ぜひ読んでみてください。誰か一人でも多くの人が楽に過ごせますように。
以上、失礼します。
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